ブラジルの思い出<バイク編>

結局、6月はあっという間に過ぎてしまい・・・(ーー;;;
ブラジルの思い出も薄れつつあるのだが、、が、、、が、、、
新しい環境や生活のリズムにも慣れてきて、少しずつ気持ちの余裕も出てきたので、断片的だけど書いてみることにした。

私が訪れた5月中旬は、ちょうどRally dos Setoes(ハリー・ドス・セルトンエス)を一ヶ月後に控えて、参加を予定しているライダー、ドライバーはマシンの準備やスポンサー集めに奔走中、という状況。Moaraと弟のRamon(ハモン)も今年も参戦してます。
そんな忙しい中で私を受け入れて、いろいろ相手をしてくれたSacilotti(サチロッティ)家には本当に感謝です。

滞在中、Moaraと私は二人で、Monte Verde(モンテ・ベルデ)にツーリングに。
私が借りて乗るXTZ250(Ramonが初めてのSertoesで乗ったそうな。)をトランポに乗せ、Moaraのマシンを準備してくれているガレージがある、Socorro(ソコホ)という町まで2時間弱のドライブ。
へぇ~!こんな小さな町に!?という場所に、広~~いガレージがあり、そこにはたくさんのオフロードマシンが・・・。MoaraやRamonのマシンもSertoesに向けてセットアップ中。今回Moaraはそのセットアップ中のマシン、WR450Fで走ります。
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こっちはRamonのマシン、これもWR450F。
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マシンまで姉弟という感じだね。(^^)
他にも、何台かラリー仕様のマシンがあり、それ以外にもKTM125やCRF230等のプレイバイクもズラリ・・・!
そりゃそうです、この周辺はダートの宝庫、もう走り放題なんです、、、(^^;;;
XTZ250を降ろし、WR450Fもガレージの外に出されて、私達も準備を整えます。
へっへっへ~~!!プロテクターやジャケット、ヘルメットまでMoaraのを借りたから、Moaraレプリカで~~す(モトパンとブーツは持参ですが・・・)!?
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こちらは、今年のSertoesで Team Sacilotti のメカニックを務めるHitty(イッティー)、キレイな瞳が印象的な、シャイで人の良さそうなお兄さんでした。
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いつもはこのガレージのオーナー社長がメカをやってくれてるんだそうですが、今年は高額で別のチームに引き抜かれてしまい、代わりに従業員のHittyに来てもらうことになったそうです。

さて、もうお昼も過ぎたことだし、いよいよ出発!
Moaraは「今日はもう遅いから、アスファルトロード中心で一気に行くわよ。ここからMonte Verdeへは行ったことがないから道を知らないんだけど、GPSがあるから多分、大丈夫!」、私も「OK! OK! 明日、たっぷりダートを楽しもうね。」というつもりでしたが、、、結局、かなり迷いまくり、ダートをたっぷり堪能しました。(^^;;;
凄いのは、走っても、走っても、ダートが100km以上も当たり前に続いていることです。
こんな感じの風景が・・・
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Monte Verdeに近づくにつれ、気温もぐんぐん下がり、なんだかスイスアルプス(って、行ったことないけど・・・)みたいな風景に。
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XTZ250って、要は日本のセロー(でも、あの独特なポジションではなく、サスペンションももう少しは動く感じ・・・)なので常に振動と衝撃の連続で、、、Monte Verdeまであと7kmというところで、気が付いたらなんと、サイドカバーが脱落!
ひゃ~あ、ごめんなさい!mOm
Moaraが「私がちょっと戻って探してみるから、先に行ってて・・・」「すまんです~、そうします・・・」で、先に街の入り口に到着して待ちます。
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しばらくしてMoara到着。
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4kmくらい戻ったのだけど、見つからなかったそうです、すいません。

Monte Verdeは数百mの石畳の道沿いにホテル、レストラン、お土産屋が並んでいるだけの小さな可愛らしい町。私達は以前にMoaraが泊まったことがあるという小さなホテルに泊まることにしました。向かって右がMoaraの部屋、左が私の部屋です。
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暖炉もあるこんな素敵な部屋ですが・・・
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結局、床やクローゼットがこういう状態になるのは致し方ない・・・(^^;;;
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チェックインして一息ついた後、街に夕食に。食事をしながらMoaraに、ここの思い出話を聞きます。
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「私が初めてここに来たのは7歳の時よ。家族みんなでオフロードバイクに乗って来たの。」
「え?自分で運転してきたの?」
「そう!」
「え~!?免許は??」
「平気、平気、、、ずっとダートロードだから関係ないの。」
「へぇーーー・・・(いや、そういう問題か?(^^;;;)」
「到着した日は良かったけど、翌日は雨がザーザー降ってて、寒くて寒くて、ほんとに大変だったんだから・・・」
「そんな小さい時から、そんな体験してるんだ? 日本じゃ考えられないなぁ・・・」

翌日も快晴、すがすがしい朝です。
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今日も写真取るぞ~~!!と思ったとたんに電池が無くなりました。
しまった~~、スペアの電池を持って来てない~~~・・・(ToT)
朝一で観光用の飛行場のある高台からMonte Verdeの町を見下ろした後、この日も思い切り迷子になりながら、時にはちょっと荒れ気味のアップダウンを抜け、どこかの牧場に迷い込んだり、懐かしいマタブーフ(※)に再会したりしながら、ブラジルのダートをたっぷり堪能したのでした。

や~・・・やっぱりバイク、最高!v(^o^)v
だいたい、バイクに乗ってなかったら、こんな風にブラジルにお友達ができて、2回も地球の裏側まで行くなんてことはなかっただろうしね。。。

※ マタブーフというのは、Sertoesの名物にもなっている家畜の逃走防止用の仕掛け。ダートを走っていると牧草地の境界を越える部分がテーブルトップのようになっているんだけど、実は頂上は堀り下げられていて、四輪車が通れるようにタイヤが通るところだけ格子状やすのこ状の板が渡してある。馬や牛のような細い四本足の動物はその隙間に足を落としてしまうので、ゲートが開いていても逃げられない。
そんなマタブーフがSertoesでは日によっては数十個も・・・!
新しいやつはどうってことないのだけれど、古いやつになると細い角材が数本渡してあるだけで、その角材と角材の隙間の幅がバイクのフロントタイヤにジャストフィット!!(ToT)だったりする。
平均以上のライダーはフロントアップしたまま何事もなく通過しますが・・・2003年に私がSertoesを走った時は、ボケっとしてて3回くらいハマりました。(ーー;;;

by konomi-caffe | 2009-07-07 22:10 | バイク/旅/出張 | Comments(0)