【Rally Mongolia 2014】マラソンステージ(ETAP-5~ETAP-6)

今回のラリーの目玉の一つめは、ETAP-5、ETAP-6を連続した1つのステージとみなし、ETAP-5のゴール=パルクフェルメでバイクの整備は一切できず、ビバークにはメカニックも来ないという、マラソンステージでした。いかにマシンにダメージを残さずに走り切るか!?というのが大きなポイントです。

マラソンステージ1日目のETAP-5の朝。
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今日も午前5時過ぎには目が覚めました。昨夜はX-1トラックの到着が遅かったので、バイクの整備が始まったのは深夜からで、寝不足のライダーも多いはず、、、私はメカニックにお願いして早々に寝ることができました。本当にありがたい事です。
整備エリアに行ってみると、ミサイルさん、いまっぽ、あひとくんの3名のメカニックはまだ作業をしていました。ルート上で暗くなってからのパンク修理で、リアホイールのカラーを紛失して走ってきてしまったライダーがいたようで、ブレーキディスクも削れていて、一時はもう走るのは諦めてもらおうかと思ったらしいのですが、他の車種のスペアホイールから流用・改造してなんとか走れる状態に仕上げたとの事でした。
どんなに壊しても翌朝には必ず走れるようにしておいてくれる・・・なんていうのは、それこそ勝利が至上命令のワークスチームだけの話で、本来は、本人がやるべき整備作業を代わって担当してくれるのがメカニックの役割ですが、多分最初は(私もそうでしたが)それが解かりません。ここまでやってくれた事を、そのライダー本人はどこまで聞いたのかわかりませんが、こういうメカニック達の献身的な作業に応えるためにも、ライダーはマシンを壊さない為の細心の注意と、しかし少しでも良い順位で応えられるように闘志を持って走らなければならないな、と、気持ちを引き締めます。

昨年もそうでしたが、ウランバートルに比較的近く、設備も整っているこのツーリストキャンプには、他の日本人観光客も多く訪れています。日本人が主催するラリーがモンゴルで開催されていることはあまり知られていないので、皆、びっくりするようで、興味津々でスタートを見物します。なので、いつもよりちょっとだけ賑やかなスタートです。
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そしてすぐ、ついに今年もデューンに突入です。
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・・・が、今年ははっきりとしたピストもできており、昨年のようにルートを探して右往左往する事なく、順調に通過しました(ちょっと呆気なくて物足りなかった!?(^^;;;)。

その後、韓国人選手がクラッシュした現場に出くわして救助を手伝ったり、お約束の?ミスコースを繰り返したりしながら、いつもより少しゆっくりめのペースでRCPに入ります。まあ、マラソンステージなので、このくらいで良いかー・・・!?(^^;;;
後半に走った、生命の気配を全く感じられない月や火星のような風景の中に、突如として現れる巨大な球体の人工物は、実はこれで2回目でしたが、それでもやはり見た瞬間には驚きやら畏れやらと一緒に、「ついに、ここまで来たぞーー!!」というような嬉しい気持ちが湧きあがります。やっぱり私の中のモンゴルは、草原よりもこういうゴビの奥地、土と砂のイメージなのです。。。
この日のSSではチーム員でモンゴル初挑戦のぬまぬまとデッドヒート!?(^^;;;
彼はチームで唯一のモンゴル初挑戦メンバーです。なので、最初はちょっと心配でしたが、初めてなのに私よりナビ上手いし(^^;;;、スピードもだいぶ慣れて出せるようになってきたようだし、あまり周囲に影響を受けず、落ち着いてキッチリと自分のペースを守っているのを見て、これなら大丈夫!(^^)vと安心します。こういうところに来ると、その人の人となりが良く解かるような気がします。

SSゴールしてから、83kmのリエゾンは指定タイムが60分、しかも給油の時間も含んでなので、ざっとアベレージ90km/h!?・・・絶対無理です。(><)
変な事は考えず、とにかく確実に今日のビバークに辿り着くことだけを考えて走ります・・・な~んて、実は、給油時にタンクキャップを落とされて砂を拭きとったり、そのあとキャップ内側のシールが上手く嵌ってなくてキャップを閉めるのに凄く手間取った時には、人の良さそうな給油係のおっちゃんにちょっとだけ、イラッ(--#っとしましたが。。。(^^;;;

実際に走り始めてみると、このリエゾンは平原部分のピストは枯れ川やクラックが多いし、谷に入れば小石混じりで砂ザクザクの枯れ川の中のピストでスピードが上がらず、谷を抜けると尾根筋の眺めの良いピストながら、モンゴルによくある頂上でいきなりカーブでドッキリ!が連続と、慌てると危ないけれど、かなり楽しいルートでした。
尾根筋のピストからはうっすらとピンク色をした美しいホンゴルの砂丘をたっぷりと眺める事ができ、過去2回は、あの砂丘の中の回廊を抜けて来たんだっけ?、なんて思い出に浸ったり。。。
このリエゾンのペナルティは30分でした。このルートをあの手間取った給油タイムも含めて90分で走れたんだ・・・!?というのは、私の中でちょっとした自信と安心になりました。(^^)
しかも、無転倒、ノートラブルでマラソンステージを折り返せるというのは、精神的にもとてもゆとりができます。

ゴールして食事もシャワーも済ませ、明日のGPSポイント入力を・・・と思ってたところに、チーム員のK池君が「親方、GPSデータ、入力しましたよ!」とゲルを訪ねてきました。初日にマシンのあちこちのネジが振動で吹き飛んで修理しながら走ってたので、ちょっと出遅れたけど、じわじわと挽回してきています。チーム最年少とは思えない落ち着いた様子(だから、まだ30歳と聞いてビックリする人も多い!(^^;;;)には、安心できます。GarminのGPS62Sは赤外線通信機能がついているので、同じ機種同士だとデータのやり取りが簡単にできるので、自分の入力したデータを私のGPSに通信で渡そうとしてくれているのでした。メカサポートを付けていないK池君、初日に修理で夜遅くなった時にデータをあげた事について、お返ししてくれたんでしょうか?・・・義理堅くて、本当に良い青年であり、自慢のチーム員です。(^^)

この日までに、やはり疲労は溜まっていたようで、また、2人部屋のゲルの同室が一部で熟女コンビ(?(^^;;;)として有名になりつつある仲良しのO方さんだった事もあり、午後9時過ぎから翌朝6時前くらいまで、決してフカフカとは言えないベッドで、一度も目を覚ますことなく熟睡したのでした。
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ツーリストキャンプでない時は主催者の用意したゲルに木の実山部屋やミサイルファクトリーのチームメンバー総勢8名が寿司詰でシュラフとマットで寝てたんですが、やっぱり寝る環境って大切です??

マラソンステージの2日目、ETAP-6の朝です。
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この日はパルフェルメの解除も厳密で、一人ずつ呼ばれて入場を許され、慌ただしく準備を整えてビバークをスタートします。

SSスタート地点まで78kmのリエゾンは指定タイム120分。慌てる事はありません・・・が、なんと谷の出口でチーム員のシラス君が倒れているのを発見!!
「どうした??」「足、折れた・・・」「ええーーーっ!?」
既にメディカルカーも到着していて、処置をしているところ、、、左のすねに固定用の装具が準備されていて、骨折は間違いない様子。え~~~ん!チーム全員で完走が目標だったのに~~・・・(ToT)
まさか、モンゴル3回目で一番心配いらないと思ってたシラス君がリタイヤ、、、いや、でも、昨夜から今朝の浮かれ様にはちょっと不安を感じて、今朝はスタート前にわざわざ近くまで行って「本当に、気をつけてよ!慎重にね!」と声をかけたばかりでした・・・
「だから気をつけてって言ったのに~ぃ・・・(><)」
「いいから行って!静かにさせて!!」
本人の後ろにまわり、「帰ったらシラス君の奢りで反省会だからね!!(--#」とヘッドロックをかまして再びバイクに跨り、先に進みました。
途中、どこかでミスコースしてたのか右近さんが追い付いてきました。こういう精神状態の時に良く知った顔を見ると、訳もなく安心してしまい、別に、言っても仕方ない事をついつい言ってしまいます。
「シラス君、骨折しちゃった・・・」「えっ!?・・・と、とにかく行こう!」

SSスタート地点に到着しましたが、そこでもその話題がしばしば持ち上がり「うるさい!!」と、思わずキレ気味になります、、、いかん、いかん、平常心、平常心・・・
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そしてスタートしたSS。この日もナビが難しい・・・次のコマ図に「一番右のピスト」とあるので右のピストを行くといきなり目の前が崖で、慌てて左に寄って段差を降り、また右のピストに戻ったつもりがその先の斜め右に行く分岐が無い!?
H本ジムニー号の後に着いて、コマ図とは違うけれど、直角に右に行くピストを行ってみると・・・あれーー!?こんな離れたところに”本当の一番右のピスト”があったのかーー!!という感じ。
今回は、こういう並行ピストのナビで迷子になる事が本当に多いのです。。。(><)

そんな風に、この日もやっぱり、いつもと同じようなペースで進んでCP1を過ぎ、RCPに到着。
RCPでは給油も含み、1時間の休憩が課せられます。疲労の自覚症状の有無にかかわらず、私は可能な限りプロテクター類を外して軽装になり、日陰で横になって体力の消耗を防ぐ事にしています(まあ、日が高いとマシンの日陰も小さくて、横にならないと日陰に入れないというのもありますが)。もちろん、栄養補給もこの時間でします。仰向けになってキャメルバッグからチューチューと水を飲み、魚肉ソーセージを食べ、、、ほとんどラッコ状態です!?
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そしてこの写真は、RCPでやっぱり、やっぱり、、、、やっぱり!?一緒になったM原さん撮影です。。。(^^;;;

RCPを出発し、SSも終わりに近づいた頃、不思議な感覚に襲われました。
「あれ?この変電所の前を左に・・・!?」「あれ?この川、前にも渡ったような・・・!?」
夢で見たんだっけ?、、、ついに、予知夢を見る能力が身についたのか・・・??
この日も明るいうちにビバークに到着しました。そこで、このSSの終わりの方はETAP-4でも全く同じルートを走っていたと知らされてビックリ!!
その割には、ぼんやりとしか覚えてなかった、夢の中のような感覚だった事に、ちょっと自分の記憶力が心配になります(^^;;;
結局マラソンステージの2日間、無転倒、ノートラブル(心の中で密かにガッツポーズ!です(^^;)で、必要なバイクの整備はオイルとエアクリーナーの交換、増し締めくらいですが、2日ぶりにこんな風にメンテナンススタンドに載せてもらって、なんだかバイクもホッとしているように見えてきます(^^)
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骨折したシラス君は、ちょうど私がゴールする直前までビバークにいたようですが、それからウランバートルに移動し、結局行き違いになってしまい顔は見れませんでした。
賑やかな末っ子キャラがいないと、チームゲルの中もなんとなく静かで物足りない感じですが、、、ま、その分広く使えるから、いいか??(--;;;

チーム員のahemaさんから、カナダから来たLawrenceさんのマップホルダーが壊れてしまったとの話があったので、私が持っていた予備の古いマップホルダーをお貸しする事にして、ついでなので夕飯を一緒に。Lawrenceさんとは北京~ウランバートル2005でご一緒して以来だから、9年ぶりにまた同じラリーを一緒に走っている事になります。これまでに参加したラリーの話や、マシンの変遷や、モンゴルを走りたがっているブラジルの友人の話や、、、でいろいろ盛り上がりました。いつも思う事ですが、バイク、ラリーという共通の趣味だけで、言葉も片言なのに外国の友人とこれだけ話が続くのって、凄いです。(^^)

明日はいよいよ No GPS Day!・・・はたして無事にゴールまで辿り着けるのでしょうか??

(写真は、前回のレポートで挙げた方に加え、ミサイルさん、ahemaさん、いまっぽ、、、まだ抜けてたらごめんなさい!m(__)m)

by konomi-caffe | 2014-08-25 23:08 | Rally Mongolia 2014 | Comments(4)

【Rally Mongolia 2014】前半(スタート~ETAP-4)

Rally Mongolia 2014も無事に終わり、8月19日に帰宅しました。
今年は20周年記念大会という事で、参加者も過去最高、日本、モンゴル、韓国、カナダ、イギリスから二輪53台、四輪24台、合計77台のエントリーがありましたが、リタイヤも多く、完走は二輪29台、四輪13台、合計42台に留まりました。
私は総合29位、二輪18位、レディースクラス1位で、昨年に続き、大満足の結果でした。(^^)
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でも、実は不安一杯でスタートの日を迎えたのでした。
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8月7日のウランバートル行き飛行機は遅れに遅れ、実際にチンギスハーンホテルにチェックインできたのは8日の午前3時すぎ、、、出発前から続いていた寝不足にとどめを刺され、完全に身体のリズムを崩した状態で現地入りするハメになったからです。ただでさえ、体力の衰えが物凄く気になるお年頃なのに・・・(^^;;;

8日のウランバートルはあいにくの雨で、思うようにバイクの準備も出来ません。今回は新車の'14KTM350EXC-Fを送ってあったので、現地でもちょっと乗ってみたい気持ちもあったのですが・・・でも今思えば、雨でいろいろ出来なかったおかげで、ホテルの部屋で十分に眠ったりできたので却って良かったかも!?
9日には参加者のほぼ全員がウランバートル入りし、天気も好転し、バイクの整備に余念がありません。私は今回、2011年から使い続けていて老朽化激しいナビ周り一式を、北海道4daysで試してみた新しいナビ周りに丸ごと移植しましたが、マップホルダーの電源周りの一部の配線を古い400EXC-Rから取ってくるのを忘れていて配線が解からなくなり、早々にメカニックの皆さん(ミサイルさん、いまっぽ、あひとくん)のお世話になりました。ありがとうございました。
夕方からは開会式、チーム「木の実山部屋」の5人と、新弟子候補(? 後に1名、新弟子認定!!(^^;)の若手でテーブルを固め、楽しい時間が過ぎます。
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そして8月10日朝にラリーがスタート!!
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舗装のリエゾンの後、最初のSSのスタート待つ間に早速国際交流??
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イギリス人のLyndon、私とほぼ同じモトパンを履いてるんですが、あまりにも足の長さが違い過ぎて、とてもそうは見えません。聞けば、モンゴルまで90日間、27000kmをツーリングしてきて、”ついでに”このラリーに参加するんだとか。。。27000kmに比べれば4000kmなんてほんのちょっとだそうです・・・(^^;;;

そんなこんなのうちにSSスタート時刻がやって来ました。今年のラリーの特に前半は、これでもか!?というほどのハイスピードピストの連続。それは今回初めて四輪が総合優勝しただけでなく、1~3位を独占した事からも容易に想像できるかと思いますが。。。
ひたすらアクセルを開けるだけなので、体力の消耗はそれほど感じないのですが、このスピードで転倒したらどれだけのダメージを負ってしまうのか!?と思うと、とにかく神経がすり減ります。ただでさえ、人並み以上のビビリミッターを持つ私、ちょっと精神的に辛いラリーが続きました。「そういえば山田さんが、序盤はどれだけ自分の気持ちをコントロールできるかがポイントだ、と言ってたなぁ・・・」と思い出し、自分のペースを守る事に集中しながら進みます。
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加えて、今回はナビがかなり難しい。初日から大ミスコースでかなりの時間をロスしてしまいました。1日目から日暮れ後の夜間走行をするというのは初めての経験で、「私って、ナビ苦手・・・(><)」意識が更に増長され、翌日も、その翌々日も、、、自分を信じられないので様々な轍に惑わされて余計にナビが崩れるという悪循環に陥り、毎日「ここはどこ!?」状態になり、野を越え、山を越え、GPSポイントに直行する事が当たり前のような状態に。。。
今回は7日目が No GPS day だというのに、、、徒に不安が募ります。

・・・とはいえ不思議な事に、体調の方は日に日に、悪くなるどころかむしろ良くなってきた事が3日目辺りから実感できました。初日は(慣れない多荷物を身に着けていた事もあり)全身が重くてスタンディングもままならなかったのが、3日目辺りからは身体が軽く、バイクの挙動に合わせて身体が自然に動く感じだし、朝5時過ぎには自然に目が覚めて(年寄り!?(^^;;;)、朝ごはんが美味しく、お通じも毎朝きっちり2回戦まで(^^;;;、、、というリズムがキープされてきました。

しかも、350EXC-Fの乗りやすい事!!(^o^)
車体の軽さはもちろん、スロットルやらレバーやらの操作性も軽く、走っていて何のストレスもありません。ビッグタンクとナビゲーション機器を装着した重いラリー仕様マシン・・・という感覚もほとんどありません。3日目頃からふかふかの砂が溜まったピストも徐々にお目見え、という感じでしたが、砂の上を浮くように、何事も無く進んで行ってしまいます。
う~~~ん、これは楽しい!!(^^)・・・ヘルメットの中でニヤニヤしちゃいます。
しかもETAP-3のビバーク、ソグドオボーの風景は、大好きなゾーモットに良く似ていて気持ちがとても癒されると共に、モンゴルに来てるんだなぁ!!という実感も強まります。
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スロースターターの私、3日目にして、ついに気分も盛り上がってきました。(^^)

ETAP-4の朝、ブリーフィングでは嬉しいお知らせと悲しいお知らせがありました。嬉しいお知らせは、今夜のビバークは快適なツーリストキャンプでシャワーが浴びれる事、残念なお知らせはX-1トラックの到着=身の回りの荷物を詰め込んだダッフルバッグの到着が夜遅くなりそうという事。
・・・ん!?ということは、せっかくシャワー浴びても、また汗臭い服を着なきゃならんという事か!?(><)
FJクルーザーM野さんのナビのあさりちゃんや、ジムニーH本さんのナビのO方さんが「着替え、うちの車で運ぼうか!?」と心配してくれましたが、「あ、でもうちの車、途中で止まっちゃうかも・・・?」「うちより木の実ちゃんの方が先にゴールするかも!?」等と、いろいろと話した結果、結局パンツだけ自分で持って走る事にしました。(^^;;;

この日のSSも、あちこちで迷子になったりしつつも、いつもと同じようなペースで進みます。すでにRCP(レスト・コントロール・ポイント)で一緒になるメンバーも固定されてきています。特にM原さんは、まるで一緒に走ってたのかと思うくらい、毎日、RCPに到着するのもゴールもほぼ一緒!・・・GWのTBI(東京~霧島4000)では確か一ケタに入るくらい速い人だったと思ったけど、、、初めてだし、ナビが不安で慎重になってた様子です。
でも、その慎重さはかなりポイント高し!!・・・密かに新弟子候補としての親方査定が始まりました(^^;;;。

SSゴールまであと30kmの地点で、対向からもの凄い勢いでバイクが1台、こちらに走ってきました。私に気づくと急ブレーキ、Uターンして近づいてきて
「ゴール、ゴール、どこ!?」
「は!?」
#24、韓国の選手でしたが、どこかで激しく前転したらしく、彼のナビ周りはグシャッと壊れてて、つぶれたマップホルダーからはちぎれたロールマップがひらひらと・・・そのクシャクシャのロールマップを握りしめて
「ゴール、どこ??」
韓国人選手の多くは自分でナビをする事がなく、昨年は散々、後ろにずっと付いて来られたり、一緒に走ってくれと頼まれたりしてほとほと嫌な思いをしたのですが、これ程の状況では無視するわけにもいかず、後に着いてくるように伝えます。そんなやり取りの最中に、M原さんも追い付いてきて、結局、その韓国人選手を挟むようにして3台で進みます。それまで高速ピストだったのが、途中から左に逸れ、草原の中の小道といった感じのピストになり、高速ピストに辟易気味だったのでなんとなくホッとしました。
たまに後ろを確認するとM原さんがいなくて、韓国人選手も後ろを気にしている様子でしたが、きっとM原さんの事だから写真でも撮っていてすぐに追いついてくるでしょうし、一緒に後ろを気にするあたり、この韓国人選手は意外にまともな人かもしれないな・・・なんて思ったりもします。
案の定、この韓国人選手は韓国チームの若手ホープ2名のうちの1名で、普段はきちんと一人でナビをして走っているし、速いし、ビバークでも「オハヨーゴザイマス!」「アリガトウゴザイマシタ!」ときちんと挨拶するし、なかなか良い子でした(^^)
でも、その翌日だかに大クラッシュして気絶してたところをローレンスさんのお友達とかと救助した年配の韓国人選手#29は、本部への電話連絡への最中に意識を取り戻してもお礼一つなく、その後のラリー中も徹底的にこちらを無視でした。反日感情の強い人?もいるんですね。まあ、怪我人の救助は参加者の義務だから、お礼なんか最初から望んでないけれど。。。

SSゴールして、ここからはリエゾンで舗装の移動。途中のGSで給油。後から別の韓国人選手が追い付いてきて、#24はその選手と一緒にビバークへ向かうことになり、M原さんはヘッドライトが切れたので直して行くという事で、ここからは一人でビバークに向かいます。
ビバークはやっぱり(予想通り?)、昨年も泊まった快適なバヤンゴビのツーリストキャンプでした。シャワーを浴び、食事の時の冷えたコーラに、もう内臓から生き返る心地・・・(^^)
X-1トラックの到着を待って、エアクリーナー等をメカニックに渡した後は、明日から2日間のマラソンステージに備えてゆっくり休みます。
そうそう、結局、パンツは自分で持ってきたのが正解でした。(^^;;;

(写真はI原さん、N山さん、M原さん、あひとくん、、、からです。ありがとうございます!)

by konomi-caffe | 2014-08-24 23:46 | Rally Mongolia 2014 | Comments(2)