2012北海道4days)Day-3 陸別~日高(前半)

確か、九州4daysのスタートまでには書き上げたいと言って書き始めたはずですが、、、年内に書きあげられるのか怪しくなってきた北海道4daysのレポートは、まだまだ3日目です。(^^;;;

昨夜は散々食べて寝たので、朝は胃がもたれ気味・・・でも関係なく、しっかり朝食!(^^;
ここまでの総合順位は、なんと!37Pさんが2位!!、ナックさんも6位!
や、、、やばい!? 私、31位・・・(ーー;;;
いやいや、これでもガンバてるんだからね~!? それに、勝ちを狙うチームじゃないから??
(・・・と言ってる割には、最後まで37Pさんに「落ちないで!」攻撃を仕掛ける私なのだった(^^;;;)

朝のダートはショートカットになり、いきなり国道をハイペースで移動。
濃霧でカッパ着用者が多いけど、朝の濃霧は晴天の前触れと信じて(実は単に面倒くさいだけ?)カッパも着ないでそのまま走る。いつのまにか、果樹ゑちゃんやももちゃんとつるんで移動するような形に。
国道を外れて入ったせっかくのミルクロードの眺めは、霧で全く見えず。
その後、芽室温泉からダートを抜けてR273に向かう。果樹ゑちゃん達とゲートを開けてあげたり、開けてもらったりしながら、前になり、後ろになりで走っていたが、そのうちに一人旅に。

R237に出て、糠平のタウシュベツ橋でも見に行くのかと思ったら南下して、ナイタイ高原牧場へ。ここも十勝平野一望の素晴らしい眺めのはずなのに、濃霧で台無し。早く晴れてくれ!
そのままダートで幌鹿峠に。
然別湖に下る途中で霧も晴れ、予想通り日が差してきた。
いつの間にかまた一緒になったももちゃんの、ホッとした感じが伝わってくるような気がした。
然別湖畔を通過。波一つ無い静かな然別湖の湖面には天望山がくっきりと映り込んで、まさにくちびる山。停まってももちゃんに「ほらほら!これがくちびる山!!」と叫びたくなるような眺望だった。

瓜幕、鹿追を抜け、屈足で給油。
これから入る(と予想される)トムラウシの往復には、ダートだけでパンケニコロベツ、ペンケニコロベツ、シートカチ、レイサクベツでざっと100kmだし、東大雪荘やヌプンへの往復を加えると、更に50kmあるので、ここでの給油は必須。以前、KTM400のノーマルタンクでツーリングに来た時はここで給油したのに、パンケ~シートカチ~曙橋で燃料が不安になり、そこから折り返してレイサクベツ~ペンケで戻って来るという、残念な思いをした。
ガソリンを満タンにして、いざ!・・・と思ったら、ルートはペンケでもパンケでもなく、舗装の町道に。あらら、、、この道を走ったのは、もう10年以上も昔だったけど、確か、お店も何も無かったような気がする・・・という事で、十勝ダムを見下ろすパーキングで一休み。
ももちゃん、果樹ゑちゃんやミサイルさん御一行、ぐんそとご近所会御一行等、結構な人数がここに溜まって時間調整。お店もないし、お腹もすいたし、非常事態?と言う事で非常食を取り出し、お互いに大試食会??
雨もすっかり止んで晴れ間が広がって来た。

頃合いを見て再出発すると、あれれ?ちょっと大きなお店がいつの間にかできてて、何台ものバイクが停まっている。しまった~!ここで休憩すれば良かった~・・・(;o;)
CP1設定区間の入り口で大勢のライダーが溜まる。その中にはナックさんも。。。パーキングで非常食食べただけだからお腹すいた~、と話すと、
「へっへ~!オレなんか蕎麦食べて、ソフトクリームも食べちゃったもんね~!!」
「ひどーい!(ToT)(うっきーーーっ!くやしーーーっ!!こんなに私を怒らせたら、この後すぐに、ばちが当たるからねーーーっ!?)」
「どうだ?ちゃんとアクセル全開にしてるか~?」
(昨夜は、酔っぱらったナックさんと37Pさんに、私がいつまでも一皮むけないのは開けが足りないからだ!もっと開けろ!!と説教されてたんだけど、なんだよ、酔っ払いのくせに覚えてたのか~・・・!?)
「え??う~~ん、、、若干・・・(^^;;;」
「しょうがねぇなぁ~、じゃあ、稽古付けてやるか!?」
「う、、、うっす!お願いしまっす!」
というわけで出発。ちょうど同じタイミングで37Pさんを含む数台も通りかかり、みんな一緒に進むかと思いきや、その先のゲートの所でほとんどが停止し、ナックさんと私だけが先に進む。
ナックさんの後ろについてコーナー2つ抜けたら・・・??

「ナックさん、はえ~~~!!もう見えなくなっちゃった~・・・(*o*)」
と思ったら、視界の左隅の私の身長より高いラワン葺の茂みの上に赤いヘルメットが!?
「??トイレ??・・・いや、違うだろ??」(このキョトンとした間、空走)の後、ブレーキ!!
後ろを振り返ると、ナックさんが手招きしている。
「どうしたの~!?」
バイクを停めて歩いて向かった先には・・・
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クマザサの茂みの中に、進行方向と反対向きに横たわるナックさんのバイク!!
(うっわ~~・・・ホントにばちが当たっちゃった~~~!?(@o@))
コーナー出たところに埋まってた大きな石にフロントタイヤをはじかれてコースアウト、クマザサの中をそのまま走って林道に戻ろうとしたら、茂みの中の岩か切り株にまた引っ掛かって前転したとのこと。
腰を痛めているナックさん、この転倒で更に腰を打ち、自分だけではバイク起こせないので私に手伝って欲しいらしい。
(えへへ・・・でも、そんなに簡単には手伝わないからね~!?)
「わかりました~!でも、その前に写真、写真!(^o^)」
「なに~ぃ!?、、、しょうがねえなぁ、もう!」
あ、、、スマホは電池が持たなくて勿体ないからって、電源切ってたんだった。
「お~い、早く!」
電源入れて起動するまでに、ちょっと時間がかかる。
「ちょっと待って!今やっと立ち上がったとこだから!」
「いいからっ!早く起こすの手伝えよ~~!!(ーー#」
「わかってます、わかってますよ~!(まったく、ジャイアンなんだから・・・(^^;)」
バイクを起こして確認したところ、特に大きな損傷はない様子。エンジンも何とか掛かり、無事に再スタートできそう。
・・・ということで、稽古?は中止となり、先に出発。
シートカチからレイサクベツへ入るべきところ、間違って分岐を直進、分岐に戻るところで、ナックさんがやってきて先にレイサクベツに入っていった。前転のダメージは全く無さそう、、、良かった、良かった!?

マイペースでダートを進み、レイサクベツとシートカチがまた合流し、コマ図には「この先荒れ放題」と書かれたその地点に差し掛かると・・・
稜線に出てパ~ッと視界が広がり、すっかり晴れ上がった爽やかな青空の下、荒れた路面でのペースが心配で先に林道に侵入してたバイクや、重量級軍団が累々と流水轍の中でもがいている!?
それらを避けて縫うように進む。ぐんそがバイクを押している脇を通り、その少し先にぐんそを待っている様子のスノジさんがいて目が合ったが、片手運転で手を振るほどの余裕はなかったので、「お先に!」と目で目で会話?して通り過ぎる。この時の私の眼はしかし、スノジさん目撃情報によると、結構「真剣な眼」だったらしい・・・?(^^;;;

すぐに路面はフラットな快適ダートに戻り、後はひたすら大雪を下る。途中で37Pさんが抜いて行った。37Pさんはシッティングでリアタイヤを豪快に滑らせてコーナーを抜けて行く。スタンディングでスルスルとコーナーをぬけるナックさんとはまた、全く違うスタイル。
そこから少し行った、ダートの出口直前にCP1。
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結局、ここでチーム3人が一緒になる(チェックカードを提出する私の後ろにナックさんと37Pさんが写っている)。
「おっ!あそこを全員普通に抜けてくるなんて、うちのチーム、優秀じゃん!」と嬉しそうな37Pさん。
(ほっほっほ・・・実は私、ああいう道、大好きだも~ん!(^^))

CP1を3人で一緒に出発・・・あれ?1台、可愛いのが一緒に、、、ナックさんの娘さんですか~?(^^;
かるらさんがガス欠の危機ということで、ビッグタンクを積んでるナックさん(あ、いや、37Pさんも私もビッグタンクなんだけどね・・・(^^;;;)にガソリンを分けてもらえないかと、声をかけたとの事。
関西ナンバーで、37Pさんとも知り合いの様子。もし途中でガス欠したら分けることにし、とにかくは一番近いGSまで間に挟んで一緒に走る。車高の高いKTMと後ろをついて行く小さなセロー、なんだか動物の親子みたいで微笑ましい!?(^^)
(実はかるらさん、もうずっと以前にTBIのスタートの写真をSSERを通じて届けて下さった事があったのでした。結婚されて名前が変わっていたり、頂いた年賀状の写真で覚えていたのは僧形姿だったりで、最初は同一人物とは全然気付きませんでした。失礼しました!)
日曜日だったので、最初のGSは閉まってたけど、なんとか次のGSまで無事に到着。2人はそこから先行し、かるらさんと私はそこで給油してそれぞれに出発。


ん~~・・・なんか、長くなってきた。後半につづく。

by konomi-caffe | 2012-12-25 00:25 | 2012北海道4days